7月25日 空手に向いているのか


こんにちは、ブログ拝見頂きありがとうございます。


写真は稽古開始前の様子です。

新規入会の子達ですが鏡の前で自主練習をしています。


時々練習している生徒(少年部)や保護者様から質問を受ける事があります。


「僕は(私は)空手向いているのかな?


保護者様からは「うちの子は空手に向いているのでしょうか?」


この質問にお答えするには

いきなり結論を言わず生徒本人、

保護者様とは少し時間を取って話をするようにしています。


どちらかというと自信が無くなっている時にしたくなる質問だと思います。

保護者様からは子供さんをみていても上達が感じられない時等に頂く質問だと思います。


さて、「向いているのか?」

という質問に対しての答ですが、

昔何かの本で読んで感銘を受けた内容があります。


「あなたが柔道や空手、拳法等沢山ある武道の内、どれに向いているのか判断基準はあるのか?


答は実にシンプルであなたがその武道をみてやりたい!!


と思うなら既に貴方はその武道に向いています。」


という内容です。

これは全くその通りです。

今でも私の心に焼き付いている言葉です。


要は自分の気持と主観を大事にして欲しいと思います。空手道場には誰に強制されるわけでもなく本人の意思で来ているはずです。


空手道場に来ている時点で空手には確実に向いていると思います。


では「おっとりしているので組手には向いていないのではないか?


「体が固くて高い蹴りは向いていないのでは?


等の質問に対してはまずは日頃の練習で少しでも成功体験を積んでもらい自信を持ってもらえるように心掛けています。


しかし何事もそうですが右肩上がりに成長し続ける事は出来ません。

空手は特に壁にすぐぶち当たります。


空手のいい所は

「誰でも練習を続ければ強くなり、旨くなり成長出来る。」

という事です。


ただし、

・良い指導者にしてもらう

・成長出来る時期は個人差がかなりある。


という認識が必要だと思います。


冒頭の質問に対しては

「貴方は空手道場に来ている時点で100%空手に向いています。


個々のスランプに対しては目先の感情で判断せず共に乗り越えましょう。」


と答えます。


かなり長くなってしまいましたが生徒には一時の感情で判断せず、様々な壁には当たると思いますが挫折の無い空手道を歩んで欲しいと思います。


また、自分もそのように指導したいですね。


新規生徒が鏡の前で練習している姿を見ながらふと考えていました。